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Live2DはiPadで作れる?できること6つとできないこと5つをご紹介!

この記事では、Live2DはiPadだけで作れるのか?を解説していきます。

結論からお伝えすると、イラスト制作はiPadとApple Pencilを使えば手軽に行えますが、Live2D Cubismによるモデリングや動きの設定にはパソコン環境が必要です。

つまり、iPadだけでは「描く」工程は可能でも「動かす」工程までは完結できません。

この記事では、iPadでできることとできないことをわかりやすく整理し、これからLive2Dを始めたい方に必要な機材や環境を解説します。

自分に合った環境を整えて、効率よくLive2D制作を始めるヒントを見つけてください。

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目次

Live2DはiPadだけでは作れない!

Live2Dは、キャラクターイラストを動かすためのモデリングやリギングが必要になりますが、その中心となるソフト「Live2D Cubism」はiPadに対応していません。

iPadではProcreateやクリスタを使ってイラストを描いたりパーツ分けをしたりすることは可能ですが、キャラクターに動きをつける工程までは進められないのが現状です。

つまり、iPadはあくまで「イラスト制作用デバイス」として活用できる一方で、完成までには必ずWindowsやMacといったPC環境が必要となります。

効率よく学習を進めたいなら、iPadとPCを組み合わせて役割分担する方法がベストです。

Live2DをiPadで作るときにできること6つをご紹介!

iPadは直感的な操作が得意なデバイスで、Live2Dの下準備に最適です。

ここでは、iPadで実際に可能な作業内容を紹介します。

Live2D制作をスムーズに進めるために、どの作業がiPadでできるのかを理解しておくことが大切です。

できること①:イラストの下絵やパーツ分けの作成ができる

Live2Dに必要なイラストの下絵や、目・口・髪などのパーツ分けは、iPadのペイントアプリで十分に対応できます。

高解像度のキャンバスで描画できるため、仕上がりも美しく、Live2Dモデルの元となるデータ作成にはぴったりです。

特に指先やペンでの操作がしやすいiPadは、細かなパーツ分けにも適しており、作業効率を高めてくれます。

できること②:レイヤー構成を意識したデザインが可能

Live2Dモデル制作において、パーツごとにレイヤーを分ける作業はとても重要です。

iPadのアプリではレイヤー機能が充実しており、目・髪・服などを細かく整理しながら描くことが可能です。

このような構造化されたデザインにより、後のアニメーション設定がしやすくなり、効率的な制作につながります。

できること③:Apple Pencilで繊細な描画ができる

Apple Pencilは筆圧や傾きに対応しており、紙に描くような自然な線が描けます。

細部のラインやグラデーションもコントロールしやすく、表情豊かなLive2Dモデルの制作において大きな武器となります。

指では難しい細かい作業も、Apple Pencilを使えばスムーズに行えるのが魅力です。

できること④:アイビスペイントやプロクリエイトなどのペイントアプリが使える

iPadにはアイビスペイントやプロクリエイトといった高機能なペイントアプリが揃っています。

どちらもレイヤー管理や変形機能が使えるため、Live2D用のイラスト制作に十分対応できます。

自分に合ったアプリを選ぶことで、作業のしやすさやスピードも大きく変わってきます。

できること⑤:クラウドストレージを使ってPCとのデータ連携が可能

iPadで作成したイラストデータは、Google DriveやDropboxなどのクラウドストレージを利用してPCと簡単に共有できます。

Live2D Cubismを使った本格的な編集はPCが必要ですが、iPadからのスムーズなデータ移行により、作業の分担や効率化が図れます。

この連携を活用することで、iPadとPCの良いとこ取りが可能になります。

できること⑥:外出先や隙間時間に作業を進められる

iPadの最大の利点は携帯性です。

自宅だけでなくカフェや移動中でもイラストを描いたり修正したりできるので、隙間時間を有効活用できます。

PC作業に比べて手軽に取り組めるため、継続して作業を続けやすいのもポイントです。

Live2DをiPadで作るときにできないこと5つを紹介!

iPadはイラスト制作には優れていますが、Live2D特有の機能には制限があります。

ここでは、Live2Dモデルの完成までに必要となる「iPadではできないこと」を紹介します。

制作フローを正しく理解し、無理のない環境構築を考える参考にしてください。

できないこと①:Live2D Cubism本体の利用ができない

Live2Dモデルの編集やアニメーション設定を行うための専用ソフト「Live2D Cubism」は、iPadでは動作しません。

CubismはWindowsまたはMac向けのソフトウェアであり、iPad用のアプリは提供されていないため、Cubismを使いたい場合はPCが必須となります。

iPadでは主に素材の準備段階に留まることを念頭に置いておきましょう。

できないこと②:物理演算やアニメーション設定ができない

Live2Dで魅力的なモデルを作るためには、髪の揺れやまばたきといった物理演算の設定が欠かせません。

しかし、これらの設定もCubismで行う作業の一部であり、iPadでは実現できません。

動きの自然さやリアリティを追求するには、PC上での調整が必要不可欠です。

できないこと③:モーション作成やパラメータ調整ができない

Live2Dではキャラクターに様々な動きをつけるために、細かいモーション設定やパラメータ調整が必要になります。

たとえば、顔の向きや口の開閉などを制御する作業は、すべてCubism上で行う必要があります。

iPadだけではこれらの動作を設定できないため、モデルの完成にはPCでの仕上げ作業が必要です。

できないこと④:外部ソフトとの連携やプラグインの導入が難しい

Live2Dは他のソフトウェアやVTuberツールと連携して使うことも多いですが、iPadではそうした連携作業が非常に制限されます。

また、Cubism向けに開発されたプラグインや拡張機能も、iPad環境では導入することができません。

高い拡張性を活かしたいなら、やはりPCでの運用が必要です。

できないこと⑤:最終的な出力や配信用の準備はPC必須

VTuber配信や商業利用のためにLive2Dモデルを出力する場合、Cubismから専用のデータ形式でエクスポートする必要があります。

この出力作業や配信ソフトとの連携も、PC環境でしか実現できません。

iPadだけでは制作を完結させられない理由のひとつです。

Live2D制作に必要な環境を解説!

Live2Dを本格的に扱うには、iPadだけではなくPC環境が必要です。

CubismはWindowsとMacに対応しており、ある程度のスペックがなければ快適に作業できません。

ここでは、Live2D制作を始めるにあたって最低限そろえておきたい環境や機材をご紹介します。

必須となるPC環境(Windows/Macの推奨スペック)

Live2D Cubismを安定して動かすためには、グラフィック性能とメモリ容量が重要です。

推奨環境としては、メモリ16GB以上、GPUはGeForce GTXシリーズやそれに相当する性能、CPUはCore i5以上が望ましいとされています。

Macの場合も同等性能のモデルを用意すると安心です。

iPadとPCを組み合わせて使うメリット

イラスト制作をiPadで行い、モデリングや仕上げをPCで行う「二刀流」のスタイルは非常に効率的です。

iPadで描いたレイヤー分け済みのデータをPCへ送れば、Cubismでの作業がスムーズに進みます。

作業を分担することで、それぞれのデバイスの強みを最大限に活かせます。

最初にそろえるべき機材リスト

Live2Dを始めるには、以下の機材を準備すると安心です。

  • PC(WindowsまたはMac、推奨スペック以上)
  • iPad(イラスト制作用、Apple Pencil対応推奨)
  • 描画ソフト(CLIP STUDIO PAINTやProcreateなど)
  • Live2D Cubism(公式サイトからDL可能)
  • 必要に応じて配信ソフト(OBS Studio、VTube Studioなど)

これらをそろえることで、Live2D制作の環境が整います。

iPadユーザーが効率よくLive2Dを学ぶ方法をご案内

Live2DはiPadだけで作れるのかについてまとめiPadはLive2D制作の補助ツールとしてとても便利です。

イラストを描いたりパーツ分けを進めたりと準備段階に活用できるので、PCと組み合わせることで効率よくスキルを伸ばせます。

ここでは、iPadユーザーがLive2Dを学ぶ際におすすめの方法を紹介します。

独学ではつまずきやすいLive2Dも、体系的な講座を受ければ理解が早まります。

特にColosoや公式のLive2D JUKUなどは、実践的な解説が多く、iPadでの準備とPCでのモデリングをどうつなげるかも学べます。

時間を効率的に使いたい人におすすめです。

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Live2DはiPadだけで作れるのかについてまとめ

iPadはLive2Dの「素材づくり」において非常に優れたツールです。

下絵の作成やパーツ分け、レイヤー整理といった作業は快適に行えます。

しかし、Cubismによるアニメーション設定や物理演算、パラメータ調整などの「仕上げ作業」はPCが必須です。

つまり、Live2DはiPad「だけ」で完結させることはできません。

ですが、iPadとPCを組み合わせることで、効率的かつ高品質なモデル制作が可能になります。

自分の制作スタイルに合わせて、最適なツールを使い分けていきましょう!

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Live2Dをお得に手にいれるセールについては別の記事にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

>>Live2Dのセールはいつ?種類と割引率を解説!

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